旭志津留区で避難訓練と災害ボランティアセンター設置訓練

3月4日(日)、旭志の津留区で、区をあげての避難訓練が行われました。

津留区は、 市役所旭志総合支所の近くに位置する26世帯の区です。今回、区での非難訓練は初めての取り組みでしたが、子どもから大人まで総勢70名の参加がありました。

市役所総合支所へ避難

訓練では、まず近所同士の安否確認をした後、2つの小組合単位でそれぞれの第1集合場所にいったん集まります。その後、実際に災害時の避難場所になっている市役所旭志総合支所へ移動しました。

子ども達も参加

サイレンが鳴って20分程度で全員が避難。 小組合長さんから区長さんへ、避難者の人数やケガ人等の報告もなされていました。

避難者の人数等を報告

緊急時は、様々な立場や年齢の皆さんが力を合わせることになります。日頃から「顔の見える地域」であることは、大事なポイントと言えます。

その後、旭志津留区民の皆さん、災害ボランティア登録者、旭志地区民生児童委員、菊池市社協職員合同の菊池市災害ボランティアセンターの設置訓練を行いました。これは、社協の主催の  「菊池市災害ボランティアセンター講習会」として行ったものです。

災害が起きた時、菊池市社協は『災害ボランティアセンター』を設置し、市内外から集まるボランティア希望者を受け入れ、被害の状況や注意事項等を伝え、資材を貸し出し、ボランティアさんとして支援の必要な場所へ送り出します。

社協職員自身も被災していることが想定され、情報収集やボランティアの派遣・調整に困難が予想されます。その際、地域の皆さんの理解や協力は大変ありがたく、重要な点となります。今回は、地域住民の皆さんに災害ボランティアセンターのことを知っていただく機会となりました。

グループに分かれ、役割を確認

訓練では、災害ボランティアセンターの運営役とボランティア役に分かれ、両方を体験。

地元消防団の皆さんは心強い存在です

災害ボランティアセンターのことを初めて聞いた方もおられましたが、皆さん真剣に取り組んでおられました。

運営側とボランティア希望者、両方を体験

参加者からは、「災害ボランティアセンターの役割がよく分かった」、「継続した研修や訓練が必要」、「旧市町村の大字単位くらいで、このような講習会をしたらよいと思う」 等の感想をいただきました。

今後も菊池市社協は、災害に備えた講習会等を継続して企画してまいります。ぜひご参加ください。

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