11月26日(土)、菊池市子育てサポートセンターで、協力会員・両方会員(子どもを預かる会員)を対象に、フォローアップ講習会を開催しました。
今回は、日本赤十字社熊本県支部幼児安全法講師の田上実先生をお招きし、「乳幼児救急法」についてご講義いただきました。参加された12名の会員さんは、日赤製作の教本に沿って、子どもに起こりやすいけがと事故についての講義と、応急処置法の実技講習を受けました。
まず、けがの対処の仕方。ハンカチでの止血法、骨折時のストッキングでの固定方法など、身近にあるものを使った対処法も教えていただきました。アイロンをかけたハンカチは滅菌されているので感染防止にもなる、という豆知識も得ました。
次に、「心肺蘇生法」。訓練用の人形を使い、実際に幼児と乳児の場合について、それぞれ実技を行いました。「2回の人工呼吸+30回の心臓マッサージ」を1セットとして、2セットを体験。救急車が到着するまでの時間の全国平均は7分半であり、この間これを続ける必要があるとのこと。実際にこのような場面に遭遇したら、長く感じるのではないでしょうか。
子どもの事故やけがは突然起こります。「実際には落ち着いてできるか不安」「動揺してやり方を思い出せないかも…」などの声も聞かれましたが、繰り返し体験しておくことが、とっさの時の対応にもつながるのではないかと思います。
子育てサポートセンターは、会員相互の理解のもとで成り立っている住民参加型のサービスです。今後も、事故の防止ついて、また万が一の場合に備えた具体的な講習会を開催していく予定です。今回参加できなかった方も、次回はぜひご参加ください。