ふれあいサロン新聞11月号を発行しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
11月10日(木)、隈府小学校2年生の皆さんが、道徳の授業の中で福祉体験学習に取り組まれ、当社会福祉協議会の職員4名がそのお手伝いをしてきました。
児童の皆さんは、車いすやアイマスクを使用し、足や目が不自由な人の疑似体験・介助体験をしました。クラスごとに全員が、“介助される人”と“介助する人”の役を交替で経験。両方の経験をすることで、たくさんの気付きが生まれ、手助けをする際のヒントが見つかります。
「車いすを押す時には必ず声かけをする」「目の不自由な人を誘導する際には半歩前を歩く」など、ポイントを覚えておくことも大事ですが、介助される人の気持ちが分かると、どんなお手伝いをして欲しいか、どんなことに注意すれば良いかが自然と分かりますね。
最後に、思い思いの感想を発表してくれました。今日の体験を通し、皆さんが、相手の立場に立って考える思いやりの心と、困っている人を見かけたら手助けをする勇気を得られたとしたら幸いです。
(写真は、スタッフに余裕がなく撮れませんでした)
社会福祉協議会は、学校や職場での福祉体験学習の支援を行っています。車いすやアイマスクの他、高齢者疑似体験の道具などもあります。出前講座として職員が出かけてまいります。お気軽にご相談ください。
残念ながら雨で中止になったコーナーもありましたが、市内の各種団体による農産物や工芸品、パンやお弁当、やきそばなどの販売、そして体験コーナーなどは、毎年好評です。
今年は、くまモンが会場を回り、各ブースの紹介をしてくれました。
メインステージのバルーンアートショー。会場の皆さんも一緒に作品を作るコーナーもあり、去年に引き続き大変盛り上がりました。
また今年は、東日本大震災の被災地の復興への思いを込め、会場の皆さんで一斉に風船を空に放つ「バルーンリリース」を実施。色とりどりの風船が、曇り空を明るくしてくれました。
バトントワリングのグループ「メリーホッパーズ」のステージは、とても華やかです。
そして、大好評のおたのしみ抽選会。市内各協賛企業様のご協力により、豪華な景品が準備されました。
雨で来場者の出足を心配しましたが、くまモン・ころうくん効果もあってか、たくさんのお客様にご来場いただきました。会場の赤い羽根共同募金の募金箱にも、皆様の温かいお気持ちが寄せられました。ご来場ご協力に、心より感謝申し上げます。
来年も、地域の各種団体の皆さんとのつながりを活かしながら、市民の皆様に喜んでいただけるイベントを実施していきます。ご期待ください。
11月6日(日)、赤い羽根共同募金の啓発イベントである第7回菊池こころのネットワークフェアを開催しました。市内各種19団体で組織する実行委員会が主催しています。(イベントの趣旨、実行委員団体名、詳しい内容はこちら)
当日は、朝からあいにくの雨。開会式からステージ発表の前半は福祉会館内の大研修室ステージで行いました。
雨が小降りになった途中から、屋外の特設ステージへと場所を移し、更に盛り上がりました。
「報告その1」からの続きです。
訓練では、参加した72名の職員がボランティア希望者の役と、スタッフ役に分かれ、受付から活動報告までの流れをそれぞれに体験しました。
「ここはこういう風にしたら?」「こういう資材があるといいね」「この書類のこの項目は必要ないのでは?」など、様々な意見がスタッフから自然と出ていました。
ボランティア希望者とスタッフ、両方の体験をすることで、各地から駆けつけるボランティアさんをどのよう受け入れたらよいか、どのような説明があったら活動しやすいか等の気付きが生まれました。
以下は、当日見にきてくださった県社協の職員さんが撮ってまとめてくださった写真です。
いつ起こるか分からない災害に対して、平時の備えや地域での助け合いがいかに重要か、東日本の被災地が教えてくれています。今後も災害ボランティアセンターの設置訓練の他、社会福祉協議会としてできることは何か考え取り組んでまいります。
10月30日(日)に、菊池市社協職員による災害ボランティアセンター設置訓練を実施しました。
まずは、東日本大震災被災地の福島県いわき市に5月と8月に派遣された当社協の職員2名が、現地での活動の報告を行いました。
そして、「菊池市で大型台風の大雨による土砂崩れと河川の氾濫が発生した」との想定のもと、災害発生1週間後に菊池市社協に災害ボランティアセンターを設置した、という設定で実地訓練を行いました。
72名の職員がボランティア希望者とセンタースタッフの役に分かれ、受付、オリエンテーション(説明)、マッチング・グルーピング(調整・班分け)、資材貸し出し・返却、活動報告の流れを経験しました。(詳しくは、報告その2でお知らせします)
また、同時に、災害用の大きな鍋と炊飯袋を使った炊飯も行いました。
当日は、熊本県社協から職員さんがおいでになり、アドバイス・講評をいただきました。
大きな震災と津波の被害があったばかりで、社協職員の関心と危機感も高まっています。
社協は災害発生後には速やかに「災害ボランティアセンター」を設置し、各地から訪れるボランティアさんの受付や調整、派遣の役割を担います。職員自身が被災していることも考えられ、限られた職員で業務を行うことを想定していなければなりません。定期的な訓練と、日頃の社協職員としての意識が重要だということを再認識しました。
10月8日(土)、泗水小学校合唱部の37名の皆さんが、「おでかけ演奏会」として当社協泗水支所の通所介護事業所「輝(かがやき)」を訪れてくれました。
「七つの子」「ふるさと」「見上げてごらん夜の星を」の合唱と、AKB48の「ヘビーローテーション」の合奏を披露してくれました。懐かしい歌では、一緒に口ずさむ利用者さんもいました。
帰りには、子ども達と利用者の皆さんが言葉を交わしながら握手。
「みんなの姿を見るだけで元気が出ます。またぜひ会いに来てください」と、利用者さんが挨拶をされました。
かわいい素敵な“天使の歌声”に、いつもは厳格で威厳のある男性利用者さんが流された涙が、まるで真珠のようで印象的だった、と職員。
職員も心温まる時間をいただきました。ありがとうございました。
19日の大分県豊後大野市社協からの研修来所に続き・・・
10月25日、山口県萩市椿東地区の18名の民生児童委員さんが、菊池市に研修のため来所されました。
菊池市では、旧菊池地区の第1・2・3の単位民協の役員さんが、日頃の取り組みなどについてお話しされました。
民児協の事務局については、萩市では行政が、菊池市では社協が運営しています。また市の規模や単位民協の数など、環境に大きな違いがありましたが、お互いに参考になる部分や気付きなどがありました。
今年の4月に菊池地区の民生児童委員の皆さんが研修で萩市を訪れたことをきっかけに、今回は萩市の皆さんが菊池市においでになりました。研修を通して、このような形の交流も生まれています。